注意!
この手順は、VDSプロトコルベース車両にのみ適用されます。
この手順では、顧客の苦情に対して考えられる原因が断続的な不具合である場合にVDSプロトコルベース車両を故障追跡する方法を説明します。この手順は、車両に必ずしも常時存在しない不具合の再現を試みる際にDTCに対して高度な機能を使用する方法を網羅します。
注意!
注意!
この手順は、VDSプロトコルベース車両にのみ適用されます。
この手順は、顧客が所有する車両が問題を抱えている状況をベースとします。その時々で機能が正しく動作しません。顧客によると、最後に問題が生じたのは2週間前です。XC90モデルイヤー2016の車両は、すでにVIDAワークステーションに接続されており、DTCが読み出されています。先のプリプランニングからのCSCは存在しません。
作業リストにCSCを追加する
左側メニューパネルでメニュー項目を展開してを選択します。
| ð |
顧客シンプトムコードが開きます。 |
追加する必要があるCSCについて検索フィールドに検索文字列を入力して、キーボードの [Enter] を押します。
| ð |
入力した検索文字列と一致するCSCが右側パネルに表示されます。 |
チェックボックスにチェックを入れてCSCを選択し、ボタンをクリックします。
| ð |
CSCが現在のアクティブ作業リストに追加されます。 |
関連度順リストを確認する
車両の故障追跡を開始するには、左側メニューパネルでをクリックします。
| ð |
故障追跡ページが開いて、先ほど作業リストに追加したCSCが予め選択されます。この事前選択は、その問題の原因として最も可能性が高いものの関連度順リストを生成します。 |
必ず関連度順リストの最初にある構成パーツまたは処置から開始し、下方向に作業を進めてください。リストの最初の処置をクリックします。この場合では、構成パーツテストです。
| ð |
関連度順リストがその構成パーツテストのインストラクションを含むドキュメントで置き換わります。 |
DTCを検査する
構成パーツテストのインストラクションに従います。この場合、自動分析を行われて、不具合が断続的であることを示しています。この不具合を再現するには、構成パーツテストのインストラクションに従い、「」タブを使用してDTCを検査すべきであることが確認できます。
「」タブをクリックします。
| ð |
「」タブに入ると、「」タブがデフォルトで選択されます。 |
この場合、確認済DTCが一切ないため、「」タブを選択して続行します。
| ð |
この場合、未確認DTCが1つあり、この不具合を見つけるサポートを提供する可能性があります。 |
DTCのタイトルをクリックして詳しい情報を取得します。
| ð |
DTCインフォメーションウィンドウが開きます。 |
DTCが顧客の問題に関連しているかどうかを確認するには、「」タブを選択します。
スケジュール表を使用して、顧客の言う問題が生じた時間にこの不具合が発生していたかどうかを確認します。最初と最後の発生が灰色のライン上にタイムスタンプで示されます。
この場合、示された不具合時刻が、問題が生じたと顧客が言っているポイントと一致します。スケジュール表の灰色のラインをクリックします。
| ð |
ポップアップが表示されます。 |
灰色エリアを表示して断続レベルを確認します。それが顧客に生じていた問題である可能性が高いことを裏付ける頻度で不具合が発生していたかどうかを評価します。この場合、データは、顧客によって提供された情報と一致するように見受けられます。ポップアップを閉じます。
コントロールモジュールテストを実行する
次のステップでは、コントロールモジュールテストで不具合が検出できる可能性があるかどうかをテストします。不具合カウンターインジケーター左下のボタンをクリックします。
ボタンをクリックすると、次のインジケーターがアップデートされます:
テスト実行
テスト結果
不具合カウンター
テスト実行インジケーターでテストが開始されるかどうかを確認します。起動した列の値は、はいとします。不具合カウンターインジケーターでテストが開始されるかどうかも確認します。値は、0以外のはずです。
| ð |
この場合、テストは開始しません。 |
「」タブを選択してテスト実行条件を確認します。
見出し「テスト走行基準」でテストを開始する条件を確認できます。この場合、車両が使用モード 走行である必要があることを確認できます。すなわち、エンジンが始動されたことを意味します。
エンジンを始動して「」タブを再度選択します。
| ð |
テストが開始されたことをテスト実行インジケーターで確認できます。これは、不具合カウンターインジケーターにも表示されて、値は0以外となります。 |
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不具合カウンターインジケーターがカウントダウンする場合、その不具合はアクティブでありません。 |
不具合が車両で発生したときに存在した環境上および操作上の条件を再現することが可能であるか確認します。評価を行う場合は、以下を使用できます:
不具合の頻度、すなわち、サイクル総数と比較した不具合ありの運転サイクル数。この情報は、スケジュール表の灰色部分をクリックして評価されます。
不具合が最後に発生してからのサイクル数。この情報は、スケジュール表の緑色部分をクリックして評価されます。
フリーズパラメータ値。
DTCが最後に削除されてからの最大値。
また、構成パーツへのワイヤーを揺すったり、その構成パーツ自体を揺すったりして、不具合が再現されるか試みます。
フリーズ値は、エラーが発生した条件を識別するために使用できます。スケジュール表インジケーターのフリーズ値アイコン(⃟)をクリックします。
| ð |
ポップアップが表示されます。 |
フリーズ値がレンジ外の場合、特定の期間中に構成パーツに不具合があるか、別の構成パーツから不具合のある情報が受信されていることを示している可能性があります。パラメータを展開してもパラメータ説明を見ることができます。
関連パラメータを読んでから、ポップアップを閉じます。
不具合を再現できた場合、不具合カウンターインジケーターがカウントアップして、その不具合がアクティブであることを示します。
テスト結果は、不具合リミットに到達した場合も表示します。この場合、未確認リミットに到達します。
不具合が再現されており、これがDTCで指摘された構成パーツに不具合がある強い証拠となります。不具合の評価が終了したら、不具合カウンターインジケーター下のボタンをクリックしてDTCインフォメーションウィンドウを閉じます。
構成パーツを削除および検査するには、修理インストラクションを使用する必要があります。「」タブを開いて修理インストラクションを見つけます。
該当するドキュメントを、そのタイトルをクリックして開きます。ドキュメントのインストラクションに従ってください。