注意!
DTCを削除する際、車両を2回始動してアイドリングさせるように指示され、その後、最終チェックとしてDTCがもう一度すべてのコントロールモジュールから読み出されます。
「故障診断コード(DTC)の情報と機能を含みます。車両読み出しで検出されたすべてのDTCが、現在選択した車両で起こり得るその他の可能性のあるDTCと合わせてここにリストされます。
」タブは、選択した車両に関連するDTCは、それらのステータスに応じて3つのリストに分けられます。次の3つのボタンを使用してリストを選択します:
各リストに関する情報については、下のサブセクションを参照してください。
構成パーツリストで選択された構成パーツに関連するすべてのDTCが常にリストの一番上に太字で表示されます。選択した構成パーツに関連しないDTCも、構成パーツ関連のDTCの下に標準フォントで表示されます。
確認済DTCのリストは、車内DTCテストによって確認済みまたは確認される可能性が高い検出不具合を指摘しています。リストは降順で表示されます。つまり、その問題を指摘している可能性が最も高いDTCが常にリストの一番上に位置します。必ずリストの最初にあるDTCで故障追跡を開始し、下方向に作業を進めてください。
確認済DTCで指摘される不具合は、多くの場合、顧客の置かれる作業や周囲条件で発生するある程度継続的な不具合です。それらの問題は、非常に大きく、慢性的で、頻度の高いものであり、生じるシンプトムは、顧客がほぼ確実に認識でき、煩わしく思い、修正を望んでいるものです。通常の場合、継続的で繰り返し発生する追跡性の高い問題であり、顧客が許容できる可能性が低いものです。これらの不具合が発生して顧客が気づくシンプトムを生じる状況は、通常の場合、故障追跡と修理の前にワークショップなどで再現を可能にするだけの十分な情報があります。したがって、通常であれば検証と確認は簡単です。
このリストのDTCは、最新の車両読み出しに基づいて次のステータスのいずれかになります:
ステータスインジケーター |
ステータス名 |
名称 |
---|---|---|
|
確認済 |
車両内DTCテストで何回も検出される継続期間の長い不具合。 これらの不具合は、常在的として考慮されるだけの十分な継続期間と回数で検出されています。したがって、これらの不具合に関連するDTCは、確認済と見なされます。 これらの不具合は、安定、既知かつコントロールされた条件で、選択的かつ正確な検出原理に則って検出されています。このロバスト性のある正確な方法で不具合を検出する利点は、車内DTCテストによって検証済みおよび確認済みとして考慮できる点です。 |
|
未決定 |
車両内DTCテストで1回以上検出された継続期間の長い不具合。 これらの不具合は、十分な継続期間で検出されていますが、常在的として考慮されるだけの十分な回数では検出されていません。したがって、これらの不具合に関連するDTCは、まだ確認済と見なされません。 |
|
失敗 |
車両内DTCテストで1回検出された継続期間の長い不具合。 これらの不具合は、十分な継続期間で検出されていますが、常在的として考慮されるだけの十分な回数では検出されていません。したがって、これらの不具合に関連するDTCは、確認済と見なされません。 |
次のアクションボタンがDTCのリストで使用できます:
ボタン |
名称 |
---|---|
|
このボタンを使用すると、車両のコントロールモジュールをもう一度すべて読んで、セットされたDTCのリストを現在のステータスで表示します。 |
|
このボタンを使用すると、車両にセットされたすべてのDTCを消去します。 |
注意!
注意!
DTCを削除する際、車両を2回始動してアイドリングさせるように指示され、その後、最終チェックとしてDTCがもう一度すべてのコントロールモジュールから読み出されます。
未確認DTCのリストは、車内DTCテストによって確認されていない検出不具合を指摘しています。リストは降順で表示されます。つまり、その問題を指摘している可能性が最も高いDTCが常にリストの一番上に位置します。必ずリストの最初にあるDTCで故障追跡を開始し、下方向に作業を進めてください。
未確認のDTCで指摘される不具合は、多くの場合、顧客がまれに置かれる作業や周囲条件で発生する一時的な不具合です。それらの問題は、非常に大きく、慢性的で、頻度の高いものでは一切ありせんが、生じるシンプトムは、顧客が認識して、煩わしく思い、修正を望んでいるものです。通常の場合、一過的で突発的に発生する追跡性の低い問題であり、顧客が許容できる可能性が高いものです。これらの不具合が発生して顧客が気づくシンプトムを生じる状況は、故障追跡と修理の前にワークショップなどで再現を可能にするだけの十分な情報がないと考えられます。したがって、検証と確認は困難な可能性があります。しかしながら、通常の場合、不規則に発生するものではいため、それらに関する知識が十分に得られる場合には、再現が可能です。
このリストのDTCは、最新の車両読み出しに基づいて次のステータスのみをとることができます:
ステータスインジケーター |
ステータス名 |
名称 |
---|---|---|
|
未確認 |
車両内DTCテストで検出された継続期間の短い不具合。 これらの不具合は、常在的として考慮されるだけの十分な継続期間や回数で検出されていません。したがって、これらの不具合に関連するDTCは、確認済と見なされません。 これらの不具合は、安定、既知かつコントロールされた条件で、完全に選択的かつ厳密な不具合検出原理に則ってロバスト性のある正確な方法で検出されていない可能性があることに注意してください。しかしながら、この方法で不具合を検出する利点もあり、より多くの不具合をログできることで、VIDAの高度な故障追跡に使用可能となります。 |
注意!
注意!
確認済ステータスに達したのみのDTCは、車両内DTCテストによって確認されません。DTCは確認済でないため、通常の故障追跡のベースとして使用するには十分な信頼性がありません。未確認のDTCは、識別と特定が困難な不具合で技能の高いテクニシャンが高度な故障追跡を実行することを目的としています。
次のアクションボタンがDTCのリストで使用できます:
ボタン |
名称 |
---|---|
|
このボタンを使用すると、車両のコントロールモジュールをもう一度すべて読んで、セットされたDTCのリストを現在のステータスで表示します。 |
|
このボタンを使用すると、車両にセットされたすべてのDTCを消去します。 |
注意!
注意!
DTCを削除する際、車両を2回始動してアイドリングさせるように指示され、その後、最終チェックとしてDTCがもう一度すべてのコントロールモジュールから読み出されます。
このリストでは、構成パーツリストで選択したコントロールモジュールに対して存在するすべてのDTCを確認できます。このリストの情報は、車両読み出しによっては影響されませんが、参考情報ソースとしては使用できます。
リストの1つでDTCをクリックすると、DTC拡張情報ウィンドウが開きます。これらの機能は、識別と特定が困難な不具合のある車両で高度な故障追跡を実行するために使用されます。